スポーツ外傷、むちうちや交通事故による怪我にもしっかり対応の所沢市のこてつ整骨院です。
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野球肘、野球肩とは?
野球をやっている人は、この言葉はよく耳にすると思います。
この野球肘、野球肩はあくまで総称であり、分類分けするといくつかの疾患に分かれます
そして、この言葉を用いるほんとどは、成長期のジュニアアスリートたちです。
簡単に言えば、骨が成熟されていない成長期に軟骨などに過度の負担がかかり、痛みや形状的な損傷、変性を出させてしまうものを
野球肘、野球肩と総じて呼ぶことが多いです。
野球肘・肩になってしまう一般的な解釈はやはり『投げ過ぎ』と指摘されることが多いです。
前回もお伝えしたので繰り返しになってしましますが、 米大リーグ機構(MLB)と米国野球連盟は18歳以下のアマチュア投手を対象にした、けが防止のためのガイドラインによれば、
球数に対する必要な休養日数の推奨事項があります。
年齢 投球数(一日の上限) 必要な休養日数
0日間 1日間 2日間 3日間 4日間 5日間
7~8 50球 1~20球 21~35球 36~50球 - - -
9~10 75球 1~20球 21~35球 36~50球 51~65球 66球以上 -
11~12 85球 1~20球 21~35球 36~50球 51~65球 66球以上 -
13~14 95球 1~20球 21~35球 36~50球 51~65球 66球以上 -
15~16 95球 1~30球 21~45球 36~60球 51~75球 76球以上 -
17~18 105球 1~30球 21~45球 36~60球 51~75球 81球以上 -
19~22 120球 1~30球 21~45球 36~60球 51~75球 81~105球 106球以上
(出典:pitchsmartよりhttp://m.mlb.com/pitchsmart/pitching-guidelines/)
アメリカでは広くこの考えが認識されて、このガイドラインに沿ってゲームが進行されています。
ただ、野球が盛んな日本にも関わらず、この知識を知らないもしくは知っていても実践していない野球環境である現状は、私も多く見てきました。
試合数、大会数、選手層などなど…
各チーム理由はさまざまですが、選手がケガをしてからでは遅いし、選手によっては野球を諦めてしまうこともあります。
私も野球肘・肩の大部分は、この『投げ過ぎ』が原因だと思いますし、ケガをして治療に来る選手のほとんどが、このガイドラインは守られていません。
ですが、これはあくまでもガイドラインです。
選手のコンディションや身体能力・機能が充実していなければ、いくらガイドラインを守ったとしてもケガのリスクは付きまといます。
実際に、そんなに投球をしていなくても、肘や肩の痛みを訴える選手は少なくありません。
何故なのか?
とケガした選手達を診ていくうちに、ある共通点が出てきました。
それが『巻き肩』だったのです。
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